年齢と共に髪が細くなり切れ毛や抜け毛など髪質の変化に悩んでいらっしゃる事、縮毛矯正など慎重になっていらっしゃる事、事前にご相談のメールを頂いておりました。
勇気を出してご来店くださいましたA様です。
40日周期のカラー、半年前に縮毛矯正をされています。


ぱっと見は毛先の広がりが目に付きますが、内側もうねりが出てきています。
A様、どんなスタイルにするかかなり悩まれました。
短かくするか、以前と同じ前下りのボブにするか、長さをキープするか、、、
ご希望は毛先に動きが欲しい、艶が欲しい、トップをふんわりさせたい、あまり軽くはしたくないとの事です。
色々なスタイルをご提案してベースの長さはあまり変えず、前下りのラインから前上りのラインへ変え、トップがふんわりする様にレイヤーを入れ毛先ワンカールのストデジに決まりました。
ほぼレイヤーが入っていないので、ネープは整えてサイドとトップは5cm程カットさせたいただきました。
A様だけで無く年齢と共に髪質の変化に悩まれていらっしゃるお客様、とても沢山みえます。
「若い時は張りコシしっかりした太い髪で、多くて多くて困ってたのに、、、」と皆様おっしゃいます。
カラーも縮毛矯正もは髪の余力が無くなり段々と難しく、優先順位でどちらをベースに施術していくか選択しなくてはいけない場合の方もみえます。
カラーを優先の方は癖を生かしたスタイルで、縮毛矯正と同時では負担のかかる明るめカラーなど色で楽しんでいかれます。
縮毛矯正を優先の方はアルカリカラーをやめて、香草カラーなど髪に負担のかからないお染めで白髪をカバーしながら、縮毛矯正を続けていかれます。
その方の癖の具合にもよりますが、9割の方は縮毛矯正を優先されます。
やはりお手入れの楽さを知ると中々やめられません。
できる限り両方を叶えて差し上げたいのですが、髪は減点方式で傷んでいきます。
限界が来ればかかりが悪くなったり、ビビリ毛や切れ毛になってしまいます。
確かに暗めのカラーの方がダメージも少なく、美容師は施術しやすいですが、、、
明るめカラーをご希望の方には出来る範囲でご提案します。
もちろんダメージは伴なってしまいますが、、、
あくまで出来る範囲ですが、お客様がどうしたいかが1番だと思います。
A様はやはり明るめカラーがご希望です。
出来る限りでストデジさせていただきました。



トップもふんわり、柔らかくかかりました。
A様お肌がとても敏感な方なので心配でしたが、無事に終わり一安心です。
数あるサロンの中、当店にご来店くださった事感謝致します。
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