いつも元気をいただけるポジティブパワー満点のF様が、半年ぶりにご来店くださいました。
毎回ストデジをかけさせていただいております。
前回は思い切ってばっさり13cm程カットし、丸みボブにイメチェンしました。
そのまま伸びた状態です。
半年分の癖が分かります。
途中でカットしようか迷われたそうですが毛先ワンカールの場合、切れる長さもかぎられます。
毛先を整える程度なら問題ないのですが、切りすぎてしまうとツンツンなボブになってしまい、扱いづらくなってしまいます。
扱いづらいだけでなく中間のストレートが毛先にくる事により、河童状態になりご希望とはかけ離れたスタイルになってしまいます。
この長さが有るから、ゆるくなっても毛先のカールが有るから、半年もったのだと思います。
髪質は年齢と共に変化します。
加齢により髪が痩せて今まで無かった癖も出てきやすく、ボリューム、切れ毛にお悩みのお客様も多くいらっしゃいます。
F様も以前から徐々にデジタルパーマのかかりが悪く、ウェーブスタイルも難しくなっていました。
髪に余力が無くなってくると、カールも綺麗に出てくれません。
ロングスタイルの時デジタルパーマは中間から毛先にかけるので、約3年以上前の髪にパーマをかける事になります。
その間、毎日のドライヤー、紫外線、繰り返す縮毛矯正、により髪の内部はどんどん削られていきます。
F様は香草カラーですが、白髪染めを繰り返されていらっしゃる方はもっと内部はスカスカになっています。
髪をしっかり観察です。
3年前の髪にはデジタルパーマは難しくても、1〜1.5年前の髪なら余力が残っているはず。
髪の長さも、短い方がボリュームがでます。
色々な条件が重なりボブにイメチェンさせていただきました。
前回のイメチェンがとても好評だったらしく、今回も伸びた分カットして同様のスタイルの丸みボブにする事に。
ただ全く同じではつまらない。
微妙に変化を付け、F様のご希望に最大限近づける工夫をします。
F様、最大のお悩みはトップのボリュームです。
フロントから流れる毛先のハチ上のボリュームがどうしてもぺったりしがちです。
いつもはバックにボリュームが出るよう巻き込みますが、今回は斜めにフォワードに巻き込みます。
少しでも毛先に遊びがくるように、ドライの仕方もアドバイスさせていただきお仕上げです。
肝心な左側の写真を撮り忘れましたが、前回より今回の方が「好き〜!」と素敵な笑顔いただきました。
いつも遠くからご来店くださり感謝いたします。
F様のお人柄でしょうか、波長もあると思いますが、毎回お話しさせていただく度に沢山の元気や勇気をいただけます。
今回もしっかりいただきました。
ありがとうございます!
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