とっても明るく可愛いらしい、素敵なご新規様がご来店くださいました。
数年ぶりに8ヶ月程前に酸性の矯正をされたそうです。
ぱっと見はおさまってみえますが根元が伸び、うねる癖が出てきています。
内側を見て???
N様、つむじの下の辺りの髪が切れてしまっています。
他の部分に比べて切れ毛になっている所は、癖がやや強く前回の矯正で切れてしまったのか?日々の摩擦で切れてしまったのか?原因は分かりませんが気になります。
今回は毛先が酸性の矯正が入っているのでアルカリ性の矯正との相性を考え、伸びてきた所10cmのリタッチ矯正です。
レイヤーなしで毛先2、3cmカットという事で矯正→カットの順で施術スタートです。
フロントのみ右から左へ流す為、先にカットします。
1液塗布は慎重にしっかり塗り分けます。
酸性の薬剤とアルカリ性の薬剤では相性が悪い為、最悪の場合ビビリ毛になってしまう可能が高く、出来るだけ重ねたくありません。
根元の新生部と酸性矯正がかかっている既矯正部のジョイント部分が重なり過ぎないように、気をつけます。
重なり過ぎも危険ですが、新生部に塗り残しがあると癖が伸びない為、揉み込みも慎重にです。
N様、人生の先輩ですが「可愛いい方」と思わずカルテに書いてしまう程、魅力的な方です。
昔から思う事なのですが、美容師ほど初めましての方と長時間色々とお話しさせていただく職業も少ないと思います。
特に当店は縮毛矯正のお客様が9割なので、滞在時間も長くなります。
職種も年齢も性別も様々な方達との会話は、とても勉強になり刺激をいただけます。
お陰様で素敵なお客様ばかりで、毎日楽しくお仕事させていただいております。
矯正後に毛先を3cm程カットさせていただき、お仕上げです。
つむじ周辺の切れ毛も綺麗に伸び、ほっとしました。
N様、仕上がりを見て触って「すごく自然!自然な矯正とはこの事なんですね!来て良かった!」ととっても嬉しいお言葉をいただけました。
数あるサロンの中、ご来店いただきまして感謝いたします。
コメント
この記事へのコメントはありません。
コメントをどうぞ