素敵なご新規さまが縮毛矯正をかけにご来店くださいました。
可愛らしく清楚系なM様です。




カウンセリングからスタートです。
手触りは縮毛矯正をかけた髪なのですが、見た目は癖が全体に出ています。
場所によってはかかっている様な、、、?
思わず「縮毛矯正は初めてですか?」と聞いてしまいました。
M様「3月にかけました」
私「3月??」
M様「かけてから4ヶ月位です」
言われてみれば何となく、境目が有るような無いような、、、
どう見ても縮毛矯正から4ヶ月後の状態には見えません。

分かりやすい写真です。
サイドの表面はかかっているのですが、バックの表面はうねりが残っています。
癖が伸びているのは表面のみでサイドの内側もうねりは残ったままです。
バック、ネープの内側も癖は伸びていません。
場所によってかかりムラがあります。
思わず「前回は縮毛矯正をされました?酸性矯正や髪質改善ですか?」としつこく聞いてしまいました。
前回行かれたお店のホームページを見ながら「髪質改善?縮毛矯正だと思います、でもそう言われるとアイロンしてないような、、、微アルカリ縮毛矯正って書いてあります」
私「3月の前はいつ縮毛矯正されました?」
M様「10月です」
その時は特に不満は無かったとの事です。
お話を聞けば聞くほど薬剤を乗せるのが怖くなります。
ご新規さまの場合はしつこい位に髪の履歴をお聞きします。
カラー歴等もとても大切な情報になります。
どんな薬剤が使われているか分からないので見た目や手触り、髪をしっかり観察し縮毛矯正の薬剤に今現在のM様の髪が耐えられるか判断していきます。
毎回全体に縮毛矯正をされているのは気になりますが、カラーをされていないので耐えられると判断し全体にかけ直します。
梅雨から夏の蒸し蒸しの時期は、癖毛さんにとっては大敵な季節、M様本当に髪がまとまらず大変だったようです。
髪を触らせていただき、かなり梳いてある事もまとまらない原因の一つです。
おそらく縮毛矯正のかかりがあまいのでボリュームが出過ぎて、梳いてボリュームを抑えようと特にかかりが悪かった両バックサイドの髪をスカスカに梳いてあります。
内側に比べて縮毛矯正がかかっている表面の髪の重さで抑えようと、被せるように繋がっていません。
「かなり梳いてもらいました?」とお聞きすると
「やっぱりそうですよね!梳かれ過ぎて途中でそれ以上梳かないでと言いたかったけど言えず、、、本当に扱いづらいです!」と。
M様、毛量はしっかりお有りですが穴が開くように梳いてあるので、まとまらないはずです。
毛先を4cm程カットして縮毛矯正に入ります。
かかりムラがあるので髪の状態や反応を見ながら、しっかり3種類の薬剤を塗り分けていきます。
水分量やテンションに気を付けながらアイロン操作、たっぷり2液でお仕上げです。






色々なお店の薬剤が混ざっているので心配でしたが、自然に仕上がり一安心です。
M様も髪を触り「これで毎日がやっと楽になる!」と嬉しそうな笑顔をくださいました。
少しずつ毛先をカットしながらスカスカになっている毛先を無くしていけば、見た目のチクチク感もおさまり、より綺麗な見た目になります。
長時間お疲れ様でした。
1人営業の小さなお店、見つけてくださりご来店くださいました事、感謝いたします。
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